マンマチアー
昨日開催されたマンマチアーは「乳がんの薬物療法の現状と患者さんが抱える悩み、副作用への対処法」について、横浜市立大学付属市民総合医療センター薬剤部に所属するがん専門薬剤師 縄田修一先生が最新の化学療法、ホルモン療法にについてお話してくださいました。
祭日の昼間にもかかわらず、50人近い方が参加され大盛況でした。
がん患者にとって、術前・術後の薬物療法は腫瘍を小さくすることや再発・転移を防ぐために、様々な副作用に悩まされながら続けて行かなくてはならないものですが、これまでは主治医以外には相談できるところがありませんでした。
患者と薬剤師というと、治療において顔を合わせることがほとんどありませんでしたが、がん専門薬剤師の先生は、患者さんに直接会って治療のこと副作用のことなどについてより具体的に相談にのってくださいます。
現在は286名ほどいらっしゃるそうですが、まだまだ首都圏に集中しているそうで、これから全国的に増えて行ってほしい専門職です。