沖縄キャラバン
10月16日~19日にかけて「乳房再建キャラバンin沖縄」を開催しました。
沖縄では様々な方にお会いしましたが、一番印象に残っているのが沖縄で1,2と評判の乳腺外科クリニックのレントゲン技師さんです。この方は男性にもかかわらず、いつも患者さんからのご指名があるというから驚きです。
その理由は、マンモグラフィの検査がまったく痛くないからなのだそう。ご本人曰く「いつも自分はこの患者さんの家族だと思って、できるだけ痛くないように、でも乳腺はきちんと写るように患者さんとコミュニケーションをとりながら」マンモの撮影をするのだそうです。
そして自分自身でもマンモグラフィをあてて、どういう姿勢なら痛みを感じないか、そして乳腺をきちんと撮影できるか常に工夫を重ねているのだそうです。
このレントゲン技師さんに対する先生の信頼は絶大で、その技術は高く評価されています。
画像診断医の読影力も大切ですが、こういったレントゲン技師の技術の高さも非常に大切だと今回の沖縄で初めて知ることができました。
沖縄で乳房再建手術を受けられる機会はまだまだ少ないですが、患者さんのことを一生懸命考えてくださる優秀な乳腺外科の先生は多く、これからはそういった先生方と連携して乳房再建に取り組む形成外科の先生が増えることを期待しています。