『乳房再建キャラバンin松本』を開催しました
昨年9月の北海道、10月の沖縄に続いて、5月31日(土)と6月1日(日)の両日、松本市中央公民館(Mウィング)において地元患者会のラ・ヴィアン・ローズさんとの共催で『乳房再建キャラバンin松本』を開催しました。両日を合わせて72名もの方にご参加をいただいた開催の模様は、長野放送の「NBSスーパーニュース」(5/31夕方)と「信濃毎日新聞」(6/2)でも報道されました。
今回は、信州大学医学部形成外科助教の安永能周先生から「乳房再建についての最近の話題と、信州大学での再建の実際」というご講演をいただいたほか、3人の再建手術経験者の談話、さらにニューヨークの乳がん・卵巣がん患者会SHARE(シェア)の日本語部門代表であるブロディー愛子さんによるアメリカでの再建手術の実情に関するお話など盛りだくさんのプログラム。さらに、実際に経験者の胸を見たり触れたりできる”体感会”や、安永先生によるシリコンインプラントの実物を用いた解説や質疑応答にも時間をとり、参加者の皆さんにもたいへん好評をいただくことができました。
大都市部に比べて、まだまだ情報が不足している地方都市にうかがい、乳房再建手術の実際をじかにお伝えするための企画として、手探り状態でスタートしたE-BeCの『乳房再建キャラバン』ですが、回を追うごとに内容も充実してきたんじゃないかと自負しています。これからも各都市でご活躍の形成外科医の先生や地元患者会などのご協力やご支援を仰ぎながら、少しでも多くの地域に伺わせていただきたいと思っています。
E-BeCの重要な活動の柱として、これからもこの『乳房再建キャラバン』を大切に育てていきたいと思っておりますので、皆さまの一層のご支援をお願いいたします。