日本乳癌学会学術総会へ
7月10日から12日の3日間にわたって、大阪国際会議場(グランキューブ)で開催された「第22回 日本乳癌学会学術総会」に行ってまいりました。
乳房再建に関するプログラムも数多く、なかでも保険適用が始まったばかりのティッシュ・エキスパンダーやインプラントによる乳房再建手術の実際や、整容性を考えた乳がん手術のあり方への提言など、たくさんの動画やスライドを使ったプレゼンテーションは、医学の素人にもたいへん勉強になるものでした。
大阪を訪れたいちばんの目的は、学会はもちろんですが、関西地区で乳房再建手術を手がける形成外科のお医者様にお話をうかがうことです。国公立病院から個人のクリニックまで、第一線でご活躍中の3人の先生方にインタビューさせていただくことができました。先生方にご紹介いただいた3人の乳房再建手術経験者の皆さんにもお会いして、それぞれの体験談もお聞きしてきました。
東京を中心に活動していると、なかなか他地域の様子が伝わってこないものですが、実際に足を運んでみたことで、大阪は国公立病院から個人病院まで、またパイオニア世代から若手世代まで、乳房再建を手がける医師の層がたいへん厚いことがよくわかりました。次の機会には、さらにたくさんの先生方にもお目にかかってきたいと思っています。
お会いした再建経験者の方々も、それぞれにものすごく魅力的で素敵なキャラクターの持ち主ばかり。退院後すぐから、地域で乳がんの早期発見の重要性を説く活動を始めた方もいらっしゃいます。皆さんから、E-BeCが関西で活動を行う際にはお手伝いくださるという有り難い言葉もいただいて、心強い思いを胸に帰京してきた次第です。
大阪でのインタビューは順次E-BeCサイトでご紹介してまいります。どうぞお楽しみに!