3Dカメラによる乳房再建シミュレーションを体験
11月に開催する「第9回乳房再建全国キャラバンin名古屋」では、3Dカメラによる乳房再建シミュレーションを体験することができます。
前から気になっていた3Dカメラ。
乳房再建にどのように使われるのか興味がありました。
ちょうど乳癌学会で3Dカメラ「ベクトラ」の展示ブースがあったのでお話を聞いて、シミュレーション写真を見せてもらったのですが、その凄さにビックリ!
E-BeCのセミナーでデモンストレーションをしていただけないかお願いし、名古屋のキャラバンに出展いただけることになりました。
実は今回の講師、木沢記念病院形成外科の髙木美香子先生の講演テーマは「乳房再建後の自分の姿が見られる ~3D撮影による画像シミュレーション」。
髙木先生はこの「ベクトラ」を使って再建するとおおよそどんな胸になるのか、術前の患者さんの胸を撮影し、そのシミュレーション結果を患者さんに見せて再建の参考にしてもらっているのだそう。
「ベクトラ」にはアラガン社をはじめ、世界中の主なメーカーのシリコンインプラントの情報が搭載され、健側にあったサイズのインプラントが自動で選択され、そのインプラント挿入後の胸の状態がわかるようになっています。
すでに胸を切除している場合には、傷がどの位置にくるのかも大体わかります。
これまで、実際にどうなるのか不安で再建に踏み切れなかった方には、自分の胸がどんな感じになるのか知るまたとないチャンスです。
また、これから乳がん手術という方は再建後の胸の様子を知ることができます。
もちろん今回は、あくまでも参考です。思ったよりバランスが悪かったり、逆にとてもきれいな画像シミュレーションであったりしても、実際にはそれぞれの患者さんの状態と、形成外科医の経験と技術が加わります。
これがセミナーで行われるのは今回が初めて。
めったにない機会なので、ぜひ多くの方に体験していただきたいと思っています。
会場でお待ちしています!
ベクトラの情報はこちらです。
https://www.integral.to/product/product.php?id=17