乳房再建手術について知ってもらうために!
写真家 蜷川実花さんによる写真集企画スタート
出版は10月を予定
以下の趣意書をお読みいただき、ご協力をお願いいたします。
◎企業の皆さまへ
協賛に関するお問い合わせはこちらからお願いします。
①会社名 ②ご所属 ③ご担当者名 ④お電話番号 ④メールアドレスをご記入の上
photo@e-bec.com
までメールをお送りください。
◎個人のみなさまへ
ご寄附はこちらからお願いいたします。
『乳房再建経験者』の写真集
趣 意 書
2010年11月、NPO法人E-BeCの前身であるSTPプロジェクトは乳房再建経験者の写真集『いのちの乳房~乳がんによる「乳房再建手術」にのぞんだ19人~』(撮影:荒木経惟、発行:赤々舎)を出版しました。
この写真集を見て勇気づけられた、再建のことを知り前向きに治療を受けることができたという声を多くもらいました。当時は再建できる施設が限られていましたが、この写真集の出版後、シリコンインプラントによる乳房再建が保険適用となり、乳房再建手術を行う医療機関も増えてきました。出版から13年経ち、今でも写真集を欲しいという声が多く寄せられます。
乳房再建手術を取り巻く環境は大きく変わり、術式も進化しています。そこで時代のニーズにあった新たな写真集を作りたいと考えています。
E-BeCは「乳房再建手術」の正しい理解と乳がん患者さんのQOL向上を目指して2013年より活動しています。この活動を通して感じることは、乳房再建手術を取り巻く環境は大きく変化したとはいえ、乳房再建の情報を手にすることができる人がまだまだ限られているという現実があるということです。特に地域格差、年齢格差が大きく、インターネットが普及している現在でも情報にアクセスできない人が数多くいます。
乳がんと告知されたばかりの患者さんには多くの書類や資料が手渡されますが、気が動転している状況ではなかなか読み進めることができないのが現状です。
そんな時に、乳房再建手術経験者がモデルとなり、元気で明るい姿を写真集で見てもらうことは多くの乳がん患者さんを勇気づけます。また、治療を始める前に乳腺外科や形成外科の外来で目にとめてもらえる形で写真集を活用していただくことで情報の地域格差を低減し、乳がんに罹患した女性たちが前向きに治療に向き合い、この先の人生も自分らしく生きられる環境づくり、ならびにQOLの向上につながると確信しています。
また最近では、再建手術はがん患者の大切なアピアランスケアのひとつと位置づけられています。
そして今回の写真集では、幅広い世代に国内外でも人気のある写真家 蜷川実花氏に写真を撮り下ろしていただきます。写真集は一般書籍として流通させることで、広く社会にも「乳房再建手術」とその意義について理解を持ってもらうための重要な啓発ツールに位置付けています。
メディアで話題になる写真集を出版することは、日頃SNSやインターネットを利用しない世代や乳がんに対して知識のない方たちにも乳がん治療には乳房再建という選択肢があることを理解していただける絶好の機会です。また、テキストを和文と英文にすることで、日本のみならず海外でも日本の乳房再建の水準の高さを伝えたいと考えています。
つきましては本企画にご理解・ご賛同いただきご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2024年1月
NPO法人エンパワリング ブレストキャンサー
理事長 真水 美佳
サポーター
*掲載順:支援の規模
- マルホ株式会社
- 鉄道弘済会労働組合
- 株式会社SouGo
- ニチバン株式会社
- 日本労働組合総連合会東京都連合会(連合東京)
- 株式会社ベア―メディック
- オイシックス・ラ・大地株式会社
- 株式会社ベーテル・プラス
- 株式会社日立保険サービス